お一人エステサロンオーナー必見!お客様と一緒にサロンを育てる方法
こんにちは、makeroomPALETTEの池田裕子です。今回は、私のサロン経営の経験を通して学んだことを共有し、一人サロンオーナーの皆さんのお役に立てればと思います。
サロンを始めたころの話
22年前にサロンを始めた当初は、お客様のために何ができるかよりも、自分が提供できることに焦点を当てていました。化粧品を選び、オイルマッサージでフェイシャルメインのメニューでスタートしました。
もちろん、それでもお客様は喜んでくれましたが、私自身、このメニューでずっといいのかな?という不安がありましたし、お客様もどこか物足りなさを感じているように思っていました。
メニューを見直した方がいいのだろうけれど、どうしたらいいのかわからず、悶々としながらお客様に向き合っていた時期が数年ありました。
お客様の声に耳を傾ける
そこで、常連のお客様にメニューのことを聞いてみたところ、「技術も上手いし適正な金額で、不満はないよ。でも、年齢を重ねると 身体も辛くなるから、顔だけでなく背中も一緒にして欲しいかも!」
と言われちょうどその時期、気に入った美容機器の導入を考えていたので、速攻で導入しメニューを入れ替えました。
お客様に直接聞くのはとても勇気がいることでしたが、あの時聞いてみて本当に良かったと思っています。
メニューの改良とお客様の喜び
メニューを増やすと提案できることが増え、お客様は喜んでくださいました。BODYを希望するお客様も増え、次回の予約をしてくださる方も増えました。さらに、技術も向上し、結果を提供できることが楽しくなりました。
その後は常に、お客様の状態の変化や加齢による悩みを見つけ、サロンのコンセプトから離れないよう改善策を考えながら、他店との違いも意識して新しいメニューを作り続けています。
反応がいまいちだったり、動かないメニューはこっそり消しています(笑)。
一人で営業しているサロンオーナー様へ
私と同じように一人でサロンを始めたオーナー様に伝えたいことがあります。それは、お客様とのコミュニケーションがサロンを長く続ける鍵ということです。お客様との会話の中にはサロンへの要望がたくさん隠れています。
その要望をキャッチして積極的に取り入れ、サービスの改善に役立てることで、サロンが成長していきます。
サロンをスタートさせたころは知ることができず、何年もたってから気付きました。ちょっと遅かったかもです。
それは、「サロンはお客様と一緒に育てるもの」だということです。
メニューやトリートメント内容に悩んだ時には、自分一人で全てを抱え込まず、時にはお客様に聞いてみることが大切です。
「どうでしたか?」ではなく、具体的に
「新しいトリートメントは今までのと比べてみて即効性は感じられましたか?」
「パックの感触はどうですか?前の方が好きですか?」
というようにです。答えてくださる言葉の中にヒントがあったりします。お客様が求めるサービスを提供することで、お互いにとってより良い関係を築くことができます。
お客様と一緒にサロンを育てることは、サロンオーナーとしての大きな喜びです。
これからもお客様の声に耳を傾け、より良いサービスを提供し続けていきたいと思います。
皆さんも、ぜひお客様とのコミュニケーションを大切にしながら、長期的にサロンの成長を目指してください。
一緒に頑張りましょう。
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