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花嫁さんのドレス選び!プロの目からのアドバイス。

プロのブライダルヘアメイクが伝えるドレス選びのポイント

先日、花嫁さんから「どっちのドレスがいいか」と相談されました。

写真を見せてもらうと、同じ形のデザインで、グレーのチュールのドレスと赤のドレスがありました。

グレーのドレスはサイズ7号、赤のドレスはサイズ5号を着ていました。

グレーのドレスは、チュールに少し色のグラデーションがあり、
デコルテの部分がゆったりしていて、当日は詰められますと言われたそうです。

ですが、詰めずにそのままゆったり着た感じの方がデコルテや肩周りの肌の出ている具合が、素敵でした。

 

一方、赤のドレスはグレーと同じデザインなのに5号で身体にピッタリしていたせいかデコルテの肌の出具合が少なくグレーの方が花嫁自身が素敵に見えました。


しかし、カラー診断では、花嫁さんには赤が似合うはずです。

 

ブライダルヘアメイク27年の経験を持つ私の目から見たアドバイスとしては、赤のドレスもサイズ7号を着て、少し肩回りをゆったりと着付けてもらえれば、グレーのドレスのように素敵に見えるはずだと言いました。

ドレスは着付け方によって印象がだいぶ変わります。

また、色に迷っていた花嫁さんに、披露宴のお色直しの時間帯を考慮するよう伝えました。

会場には大きな窓があり、外光が入るので、その光によってはグレーのチュールの色が飛んでしまい、写真のようなグレーのトーンが損なわれる可能性があると説明しました。

披露宴のスタートは15時30分。

ケーキカットが終わり、お色直しをして再入場するのは夕方から夜にかけてになることを伝えました。
これにより、赤のドレスの方が外光の影響を受けにくく証明にも映えて遠目から見ても花嫁が素敵に見えるとも伝えました。

花嫁さんは、パーソナルカラーの事や家族とどちらの色が似合うかだけで決めかねていたそうですが、私のアドバイスを聞いて

「今までで一番納得できた」

と言ってくれました。そして、

「外光の事も考えて決める!」

と納得できたようでした。

ドレスの色って、悩むときりがないんですよね。
本当はこっちを選びたいけれど納得できる理由が欲しかったりしますよね。

毎週、結婚式の現場で培った経験からできるアドバイスが、
花嫁さんの役に立てて嬉しい。

エステをしながら、花嫁の結婚式準備の相談にのれるのは、本当に楽しいものです。

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